日本の気候や気温について教えてください。
日本には四季があります。夏には海から湿った空気を、冬には大陸から乾燥した冷たい空気を運び込むため、気候や気温は都市や季節によって大きく異なります。学校のある東京都の月別平均最高気温は最高26.4℃(8月)、最低は5.2℃(1月)と寒暖の差がありますので、風邪などひかないように体調管理には気を付けてください。
日本は初めてで知り合いもいないし、マナーやルールも分からないので、心配です。
学校に英語、中国語、韓国語、ベトナム語が話せるスタッフが常駐していますので、困った時は気軽に相談できます。その他の国の方も、本校卒業生が適宜サポートします。また、学期が始まる前のオリエンテーションでは日本の生活全般について説明し、学校が始まってからもクラス担任と事務スタッフが学生一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、生活面と学業面の両面からカウンセリングやアドバイスを行っていますので、ご安心下さい。
初めて外国で暮らすので、生活面が心配です。
学生の為に、学校は相談窓口を設けており、クラス担任の先生や、生活指導の職員が学生の生活面での支援をしています。 困ったこと、あるいは不安なことがありましたら、相談してください。また、学校契約寮では寮長さんや先輩が適宜アドバイスをしてくれます。
もし日本で病気や怪我をした場合、対応はどうなっていますか。
当校には保健室がありますので、しばらく休んで様子をみることができます。症状が重く病院にかかる必要があるときは、近所に指定の学校医があり、日本語に不安がある場合等はスタッフが同行します。
外国人留学生のための医療保険制度はありますか。
日本には「国民健康保険」制度があり、留学ビザの留学生は加入することができます。居住地の最寄りの役所の担当課で手続きをして、保険証を発行してもらってください。これにより、医療費の自己負担額は30%に軽減されます。(例:医療費が1万円の場合…自己負担額は3,000円)
病院では日本語しか使えませんか。
英語、中国語、韓国語、ベトナム語等に対応している病院もあります。必要な場合はスタッフがお手伝いします。
生活費は1か月いくらくらい必要ですか。
住居の形態・場所、また個人差もありますので一概には言えません。参考までに独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が行なった平成27年度 私費外国人留学生生活実態調査によれば、外国人留学生の1か月の生活費(学費は含まない)全国平均は80,000円でした。
その内訳は、「住居費」が33,000 円、「食費」が27,000 円、「その他の日常的な経費」が7,000 円、「電気、ガス、水道料金」が7,000 円、「趣味・娯楽費」が6,000 円です。東京都内のアパートは全国平均からすれば若干割高になります。
電車・バスの定期券は学生割引が使えますか。
当校は学生割引の適用校ですので、学割の通学定期券を買うことができます。通学定期券は通常の運賃よりもかなり安くなっています。日本語学校を決定される際にあまり意識されていないようですが、通学定期券を購入できる学校とそうでない学校(通勤定期券のみしか購入できない)では生活費に大きな差が出てきます。
例)高田馬場駅(本校) ←→ 花小金井駅(契約寮) 19分 通常運賃:270円(2017年10月現在)
通勤定期券 6か月 54,490円
通学定期券 6か月 18,260円
⇒ 36,230円もお得!・・・1年間だと72,460円も差が出てきます。
放課後や週末はどのようにして過ごせばいいのでしょうか。
東京は日本の政治・文化発信の巨大都市です。美術館、博物館など文化的施設や観光スポットなど盛りだくさん。またイベントなども様々な個所で日常的に行われており、日本語を学ぶだけでなく日常的に日本文化に触れる機会はたくさんあります。学校のある高田馬場は様々な観光スポットに容易にアクセスできる場所にありますので、大変便利です。また、通学定期券の区間であればお金がかからず乗り降りできます。
日本の交通システムはどのようになっていますか。
東京は街中に電車や地下鉄・バスが走っており、定期券やチャージ式のICカードを使って移動をするのが普通です。チャージ式のICカードは都内のどの公共交通機関に乗るにも使えますので、入国したら一枚入手することをオススメします。
Suicaカード:http://www.jreast.co.jp/e/suica-nex/s_users_guide.pdf
Pasmoカード:http://www.pasmo.co.jp/en/
アルバイトはできますか。
留学ビザの場合、入国時に空港で、または入国後に入国管理局で資格外活動の許可を受けた人は、週28時間以内でアルバイトをすることができます。ただし、許可された場合も、学生としてふさわしい職種のみと制限されています。
日本語ができるといい仕事が見つけやすくなります。まず日本語の勉強をしましょう。なお、アルバイトはあくまでも生活費を補うものであり、学生の本分は学業です。生活費は余裕をもって来日した方がよいでしょう。
ちなみに本校はアルバイトの紹介を行っておりません。また短期滞在ビザの方はアルバイトは許可されていません。
東京都の最低賃金は時給958円です。(2017年10月現在)
日本で携帯電話を持つにはどうしたらいいですか。
留学ビザをお持ちの方は、在留カードとクレジットカードを持っていれば携帯電話の契約ができます。
どのように日本にお金を持っていけばいいでしょうか。
もっとも簡単でポピュラーな方法は、シティバンクなど日本に支店のある銀行で口座をあらかじめ作り、日本の支店やATMで現金を引き出す方法です。念のため、クレジットカードも持ってくることをオススメします。「Plus」「Citrus」「Visa」のマークがある日本国内のATMで現金を引き出すことができます。
学校の寮はありますか。
はい、契約寮があります。寮長・寮母常駐で、食事付きの寮もあるので、安心・快適に日本での生活がスタートできます。また、いろいろな国から来た留学生が暮らしているので友達もたくさんでき、日本語の力も知らず知らずのうちに身につきます。
学校の寮は必ず利用しなければなりませんか。
いいえ、必ず利用する必要はありません。不動産屋で一般のアパートを借りることも可能です。ただし、敷金・礼金・仲介手数料などの費用がかかり、日本人の連帯保証人が必要になる場合もあります。学校の契約寮なら、このような負担がないうえ、寮長・寮母常駐、食事・家具付きですので、安心・快適に日本での生活がスタートできます。
契約寮と学校はどのくらい離れていますか。
本校は東京の中心地にありますので、寮から通学するには電車に乗る必要があります。東京の交通システムは大変整備されていますので、通学には心配ないでしょう。
通学の交通費はどのくらいかかりますか。
東京の交通機関は発達しておりとても便利ですが、その分かなり複雑なシステムになっています。距離や所要時間だけでなく、利用する鉄道会社によっても差が出て来ます。6ヶ月の定期代は例えば、32,470円(和光駅)ですが、それより安かったり、もっと高かったりする場合もあります。
契約寮/アパートに友人を宿泊させることができますか。
契約寮、アパートには規則により他の人を宿泊させることはできません。家族や友人が日本に滞在する際には、ホテルなど別の宿泊先の手配が必要になります。
契約寮ではインターネットを使うことができますか。
契約寮の多くは、個室にインターネット回線が来ているか、無線LAN(WIFI)が通っています。ただし、寮によって設備は異なりますので、事前に確認してください。
日本での入居関係の連帯保証人を学校で引き受けてもらえますか。
いいえ。本校では、入居関係を含む一切の連帯保証人になることはできません。なお、不動産屋で保証協会に加入すれば、連帯保証人は必要ありません。
母国で使用していた電化製品は日本で使えますか。
母国から電化製品を持ってくる場合は、電圧・プラグ形状を確認し、必要であれば変圧器も準備してください。(日本は100V・プラグ形状Aタイプです)